9月の楽しみ

まちなか報告の続きがまだ残っていますが、
ご紹介したい期間限定イベント情報があるので、そちらを先に。
ちなみに自森とはまったく関係ない内容です。悪しからず。


毎年9月に清澄白河の深川資料館通りで開催される「かかしコンクール」に
今年も行って来ました。通い始めて5年目になります。
完成度の高さを競うコンクールというより、
ゆるキャラの更に上をいく“ゆる過ぎキャラ”続出の、ゆる〜いイベントです。


今年になるまで9月はまるまる一月開催されているものと思いこんでいたら、
正式な期間は、今年の場合で1日から20日まででした。
でも20日を過ぎたらすぐに作品が撤収されるのではなく、
あくまでも20日に表彰式があるということで、例年9月中は全作品が並んだままです。
というより、9月どころか下手するといつまでも設置しっぱなしの作品が多いので、
面白そうと思っていただけた方は、ぜひ実際に足を運ばれてみてください。


この資料館通りは一応商店街ですが、割と閑散としている上に
かかし自体もぽつんぽつんと間隔をあけて置かれているので、
にぎやかなイベントを期待してしまうと拍子抜けするはずです。
でも通えば通うほどクセになる、独特の魅力が満載。
今年の作品を幾つか載せておきますね。





マツコさん↓

亀の作りが精巧でした。スカイ・ツリーが運ばれているね↓

ガガさん↓

修復されちゃった例のフレスコ画。私の今年のお気に入り↓


猫版のフェルメールだったんだ!と今ぼんやり眺めていて初めて気付きました。↓
とすると、上の猫はマネか〜。↑


今年一番テーマが重なっていたのはスカイ・ツリーもの↓


すごいデカさだったキリン。隠れパンダがいるよ!↓


斬新なアイデア深川めしマン。
このあたり、深川めし(あさりを使った丼もの)のお店が多かったんです。
随分減っちゃったけど。
具の表現が細かくてステキ!↓



自森には農業関係の授業もあるし、今後誰か応募してみてくれないかしら?



5年も通うとさすがに町の推移も分かってきますが、
近くに東京都現代美術館がある影響か、洒落たアート系の古書店が増えました。
元々は一軒だったのが、この1年で3軒くらい増えたんじゃないかな?
あと雑貨店やカフェも増えつつあります。


個人的にオススメなのは、資料館通りの和菓子屋さん「いちかく」のお弁当類。
どんぶり物やおにぎり等があって、小振りな分価格設定も低め。
海老フライ丼は海老がちゃんとしていて、衣で誤魔化していないのがグー♪
美味です。


あと清澄通り沿いのコンクリート造の商店長屋にあるオーガニック・カフェの
Sacra Cafe」。
元々は関東大震災の後に、復興の一環として建てられた店舗向け住宅とのことで、
建築的目線で見ても面白いお店です。
(一枚目の画像の、通りの向こうに写っているのがその長屋。
Sacra Cafeはもっと左手にあります)
数種類あるロール・ケーキは、スポンジ部分に水分量が多いのかな?
口に入れた時の独特のシュワシュワ感がすごくて、超お勧めです。
特に「ゲランドの塩ロール」!
かかしコンクール、現代美術館とセットでどうでしょう?



最後におまけの画像。
昨年の入賞作品になりますが、これまでで一番再現率が高かった
カールじいさんの空飛ぶ家」。生き写し!?


ナッツ