まちなか報告 その3

<しばらく間が空いてしまいましたが、その2の続きです>


「コトバを通して自分の世界を広げよう」がテーマの第二部交流会。
当日の顔ぶれを見てから進め方を考えようということになっていましたが、
たまたま低年齢の参加者がいなかったことから
ゲストである自由の森卒業生・葵さん一人をクローズアップするのではなく、
参加者全員が円になってのトークセッションを行うことにしました。


主に、英語教育のあり方、そして参加者から質問があった
「自由の森の自由さに、子どもを通わせる保護者としての不安はないか?」の
2つの事柄について意見の交換をしたのですが、
この“自森の自由さ”についてのある在校生保護者からの意見には、
同じ保護者ながらも「そうか、そんなふうに考えたことがなかったけれど、
なるほどね」と新鮮に感じるところがありました。
本当ならもっともっと沢山の方の捉え方を知りたかったけれど
(きっともっと沢山の驚きがあったはず!)、
残念ながら内容の濃さに対して時間が足りなかった・・・。


第二部があれだけ充実するとは、おそらく関係者の誰も予想していなかったはず。
あの時の会場内の皆さんの興味と熱意をもってすれば、
交流会だけでも2〜3時間は続けられたかと思います。
でもきっと、恵先生の楽しい授業の中で自然と生まれた
打ち解けた雰囲気の続きだったからこそ、
ああいった展開になれたんでしょうね。
ここでも恵先生ありがとう、という気持ちでした。


第二部の中で個人的に一番印象に残ったのは、葵さんの丁寧な言葉の選び方。
何かを質問される度に、自分の気持ちをゆっくりと確認しながら伝えようとする
彼女の姿勢に、学ぶものが数多くありました。
私自身に結構お調子者な面があり、時々ペラペラと口をききつつも
頭の中で「何言っちゃってんの?私・・・」みたいな時があるので、
やはり言葉は雑に使い捨てちゃあいけないんだよなー、と、しばし反省しました。


その他に嬉しかったのは、外部参加者のどなたもが交流会後もしばらく会場に残って、
アンケート用紙に熱心に答えを記入してくださっていらしたこと。
だって退屈な会だったら、とっとと帰っちゃうはずだよね?
アンケートだって、出さずにいなくなっちゃえるもんね?
これは今回のまちなかが、一応成功したってことだよね?
と自問自答しながら、皆さんが会場を去られるまでのご様子を拝見していました。



まちなか報告、あと一回かな?しつこく続けます。


ナッツ