10月4日 お掃除パーティーのラスト


 みんなが盛り上がって作業をしている間も、のんびりと昼寝の自森猫。今日の写真は、後でアップします。


 「あ〜、きれいなったぁ。」(ちょっと疲れ目に読んでくださると、雰囲気がでます)2日間びっちりと掃除をして、終了の5時。みんなが口にした。
 
 今日もたくさんの人が参加した。お茶の時間に、みかんとプルーンを持ってきて、みんなに配って歩いた泥谷さん(食生活部)の話によると、33名の参加だったとか。(昨日は、今日より多かったという実感です。昨日の日記の30名参加は訂正しないとね)遠くは、長野県から、卒業生一家が4名で参加してくれた。「卒業式の時に、掃除のことが気になっていた」とのこと。同じく卒業生の内山さんは「自由の森を想うみんなの気持ちと行動が、回りを動かすんだなと嬉しくなります。」本当です。うちの保護者の想いは熱いです。「私立」高校ではなく、「父母立」と言われるだけはある。こんな保護者のみなさんと過ごした2日間は、なんだかドキドキする。


 さて、作業の話。今日は、外掃除中心と予定していて正解だった。汗が吹き出るほどの天気の良さ。これら作業の総識者の小池さんは、ニコニコとしながらも、日焼けで顔を真っ赤にして、広い校庭を走り回っていた。ビオトープの回りの草を刈っただけで、校庭が広くなった。木の枝もすっきりとした。「階段の汚れが、意外に落ちない」と困っていると、卒業生で保護者の村越さんが、大きな高圧洗浄機を持って、サッと現れた。“神”に見えましたよ〜。こういうことって、再生プロジェクトではよくあった。たぶん、これは偶然ではないと思っている。みんなが気にかけてくれて、飛んできてくれたんだろう。やはり、想いの表れ。


 校舎内では、階段やトイレ、大音ホール。階段の汚れは、特に、かなりの難物。洗剤を使っても、汚れが頑固な膜になってしまっている。夕方には、ぐったりだった。でも、間違いなく、今までよりは明るくなっている。大音ホールの回りも、明るさアップ。


 まだまだやりたりないけれど、とにかくも、やったということで、この2日間は「大成功」だと思う。私たちのやることに無意味なことなんてない。意識の上に形になってくれないかもしれないけれど、この想いは、きっと伝わるはず。


 2日間を一緒に過ごしたみんな、ありがとうございます。みんな、みんな、自由の森学園の仲間です。


 ちなみに、予告。再生プロジェクトはこれで終わりません。さあ、次は、何をしましょうね、仲間のみんな。
  

高橋忍