「日本で一番まっとうな学食」を手に入れる


高橋です。

とうに販売になっていたのに、本日、学校説明会@池袋(の反省会)に出掛けて、やっと手に入れた。


帰りの電車で早速読む。


 以前に、食生活部の泥谷さんから、再生プロジェクトのことを「まるで一期生の保護者のような雰囲気がある」と言われたことがあります。もちろん、褒め言葉として喜んだわけです。
 しかし、この喜びはまだ甘かった!「日本で一番まっとうな学食」を読むと、一期生の保護者がどれだけすごかったかを思い知らされるのです。


 本の10ページをそのまま書きますと、
 「この食生活部は、学園の創立と同時に生まれた。中心となったのは、学園の設立準備委員会のメンバーであったお母さんたち。新しく設立される学園の食堂をどうするのかという話し合いの中で、無農薬有機栽培の米や野菜、無添加の食品を使うことを求めたところ『それは理想だが、やる人がいない』といわれたことから『私たちがやります』という話になったのだ。そのとき居合わせたメンバーが『食の会』と呼ばれる会をつくる。それが後の『食生活部』だ」


 「食生活部」という名前であるのは、「生徒たちの生活を丸ごと抱え、内にも外にも開かれた場所」ということなんだそうだ。


 再生プロジェクト、この頃の雰囲気に似ているとは、ものすごい褒め言葉だったのです。


 ところで、この本を読んでいたら、見知らぬ方から「おもしろそうな本ですね」と話しかけられました。すてきな表紙です。見せるように読むと、宣伝効果があるかもよ。