まちなか報告 その2

<前回の続き>


午後2時スタートのまちなか公開授業。
その1時間前に集まって、準備開始です。


会場に入ってすぐに思ったのは、ともかく「暑い」・・・。
先ずはエアコンを効かせて、室内を冷やします。


初めてスタッフという立場で市民講座に参加した私は
まだどこかお客さん気分で、何の用意もせずに出向いてしまいましたが、
自森歴の長い皆さんは全然違いました。
ビルの3階にある会場がすぐに見つけられるようにと
お手製のボードを家で作って持って来てくれたり、
それを手に駅の改札口まで誘導に向かったり、
最後の最後まで諦めずにチラシを配りに出掛けたり、etc。
それに引きかえ私ときたら、休憩タイムに配るキャンディーを買いに
階下のコンビニへお遣いに出ただけという使えなさ。
反省点多数でした。
ちゃんと記憶しておいて、次回からは進んで動かないとね。


そして2時をまわり、いよいよ授業の開始。
司会はチラシのデザインも手がけてくれたIさん。
日頃から頭の回転が早い方だけあって、場の流れを読みながら
教室の雰囲気を上手くまとめてくれました。


今回の「Mikeはミケ?それともマイク?」は、
「文字を書けば、そのまま音になる」日本語と
「文字の名前をそのまま口にしても、読める訳ではない」英語との違いを学ぶ授業。
単語を一文字ずつに分けて、それぞれの読み方を確認していきます。
ところがこれが結構難しい。
と言うか、簡単に読めちゃう単語だからこそ、
日頃の知識と余計な思い込みが邪魔をして、慣れるまでに結構時間がかかりました。
途中、各自で練習問題を解いたのだけれど、
「人の答えは知りたい。でも自分のを見られるのはイヤ」な私は
隣のIさんのプリントを「貸して」と奪い、「小学生か!」と軽く呆れられました。
でもそれ、その通りなんです。
何が言いたいかというと、これまで全く気にとめたことのなかった物事に対して、
自然と子供の心にかえって学ぼうという姿勢になっていたんですよね。
すごく面白かったです。「ミケとマイク」。
そして音の仕組みが分かると、発音も自動的にぐんと良くなった気が!
恵先生、楽しくてためになる授業を、どうもありがとうございました。
実は恵先生、うちの子どものクラス担任でいらっしゃるので、
明るくてチャーミング、そしてエレガントな魅力については
既によーく存じ上げていたのですが、
授業が始まってみたら、これまで知らなかったイキの良い面もおありと分かり、
先生の授業が今後もまた受けたくなりました。
子どもの在学中、チャンスはあと何回あるかな?


取り敢えず次回は、11月11日(日)に練馬区光が丘での
「ミケとマイク・別バージョン」が予定されています。
皆様もお誘い合わせの上、ぜひお出掛けくださいませ。


そうそう、忘れちゃいけない!
当日の飛び込み参加者が、2名いらっしゃったんです。
お一人は、クールな魅力の格好良い中学生男子。
市民講座の常連女性の方がお声を掛けてくださったところ、
途中から駆けつけてくれました。
物怖じせずに声を出して授業に参加する姿勢が
自分の中学時代の消極さとは全く違っていて、感心して見ていました。


そしてもうお一方は、当日の午前中にスーパーでチラシを見つけて
いらしてくれたとのこと。すごい行動力ですね!
お忙しい中、どうもありがとうございました。
これでお子さんにも教えてあげられるとのご感想、スタッフ一同嬉しい限りでした。


そして休憩をはさみ、今度は第二部の交流会が始まります。



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