あでやかな冊子が届く 「エルムアカデミー合宿報告」

 A4版のPP封筒に、あでやかな冊子が入って届く。
「あっ、にれのきだ。秋らしい表紙だわ。」
夏合宿に、自由の森学園を利用してくれたエルムアカデミーの機関誌だ。エルムの保護者だけではなく、関係者に広く送っている。
封を開ける前に、裏側を何気に見る。


 なんか、馴染みがあるものが入っているぞ???おおおっ!これは、自由の森学園のパンフレットではないか!同封してくれているんだぁ〜、おお、感激だ。


封を開ける。冊子の裏側を見る。なっなっなんとっ


 タイトルは、「09年中高合同合宿報告ー自由の森学園と手を取り合って」
 小さいけれど、合宿の写真がたくさん使われている。写真の真ん中にある地図は、自由の森学園だ。へーこんなに縦横無尽に学校の中を使っていたんですね。楽しそうだ。
 写真を大きめに貼ったけど、文章は見づらいでしょうから、下記に転記します。途中までは、みなさんも何度も見聞きしている内容でしょうが、注目赤い文字の部分です。


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 8月6日〜13日、エルム中高合同合宿が行われました。開催地は埼玉県飯能市にある私立自由の森学園。学園の学生寮に宿泊、教室で授業、グラウンドでスポーツ大会、多目的室集会・劇という最高の環境が整った場所での合宿となりました。
 学生寮自由の森学園の保護者の方々の手によって改装されました。これは「自森再生プロジェクト」という壮大な計画の一部として取り組まれました。壁紙の張り替えやペンキの塗装、高圧洗浄機を使っての汚れ落としなど、学生寮の細部に至るまで修繕をしていただきました。そのおかげで気持ちよく1週間を過ごせました。
 また、高校生は自由の森学園高等部の鬼沢校長先生に間伐の授業をしていただきました。初めての経験で高校生達は疲れきっていましたが、それ以上に充実感や楽しさを感じていました。
 今年の合宿は、エルムの保護者の方々のご協力だけではなく、自由の森学園の教職員・保護者の方々のご協力により成功をおさめることができました。
 今後も、合宿だけではなく、さまざまな形で自由の森学園とエルムは共に協力し合っていきたいと思います。


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 再生プロジェクトは、寮の修繕だけではなく、学校本体のリニューアルに関わるわけで、そこまでエルムさんに伝わっているということに、改めてびっくり。
 そして、新しく生まれた絆。きっとこの関係はずっと続くのでしょう。どのような展開になるのかは、まだ分かりませんが、楽しみです。