壁画家 松井エイコさんに気づかされた「自由の森学園の美しさ」


描き掛けの壁画。土曜日の絵画ゼミの壁画チームが取り組んでいる。



これは生徒作。松井さんのは別のです。



高橋忍です。

 11月17日の日経新聞に松井エイコさんという壁画家の記事がありました。その記事では、自由の森学園での体験が主に書かれていました。25年前、2年半を掛けて、自由の森学園の壁に初めて絵を描いた人。子ども達のふれあいの様子が活き活きと書かれていました。

 
 そこで、家に帰って、早速ググってみました。すると、こんなサイトを見つけました。第1回から最新回までずっと目を通してみてくださいませ。自由の森学園の前史が分かります。とにかく手抜きをしないで全文を読んでくださいませ。
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/09/index.html


 読んで、胸が熱くなりました。自由の森学園は、たくさんの思いが重なって、今ある。そう実感するのです。


 今まで、壁画のことを正面から見据えたことがなかった。そう思い当たった時、ハッとした。再生プロジェクトの視点がここにもあると。25年もたって、傷んできた建物をなんとか掃除・修繕するということも大切なこと。でも、自由の森学園をもっと誇りたい。自由の森学園には、美しいものがいっぱい詰まり過ぎるぐらいに詰まっていて、私の方側に、受けれ入れるだけの容量がなかったのではないか。さて、どうやったら、これらの芸術達が生きてくれるのか?


 私は、みんなと、美しい物を見つけていきたいと思った。


 明日明後日、公開研も楽しみだけど、壁画をじっくりと見に行きたい。松井エイコさんだけではなく、生徒たちの壁画も。