オープンスクールの後は、泥谷さんと

 高橋です。


 前回、オープンスクールの様子をお伝えしたわけですが、実は、まったく書いていなかったことがあるのです。


 都心ブロックがずっとお付き合いさせてもらっているエルムアカデミーさんが、朝からご参加だったのです。保護者と生徒と教員、18人のみなさんです。エルムさんは、また、夏合宿で、自由の森学園を利用してくれるのです。今回は、体験授業に参加して、午後は、なんとっ泥谷さんを囲んでの懇談会。「日本で一番まっとうな学食」出版の後では、泥谷さんのお話は、ここが初めてですよね?


 というわけで、午後、会議室で、エルムのみなさんと都心ブロック保護者何人かと泥谷さんを囲みました。食生活部特製のおやつ付き。のどごしのよいゼリー入りのカフェオレ、ラスク、クッキー。いただきながら、自己紹介とオープンスクールの感想を、1人づつ語っていきました。そして、いよいよ泥谷さんのお話。自由の森学園が設立される前から話は始まります。当時、横浜に住んでいた泥谷さん。新しい学校ができるというので、そこの食を一手にひきうけようじゃないかと、飯能まで、家族で引っ越ししてきてくれたのです。そして、主婦集団が立ち上がる。(あっ免許はありましたから)なんというか、まっすぐに突き進みながら、岩盤にぶつかれば、知恵と意地で破って行くというような、まるで青函トンネルの工事のような序盤の話でした。プロジェクトXの曲を流さねば。


 エルムさんとの懇談会だったけれど、私は改めて考える。食生活部との出会いって、なんだろう。もちろん、安全・美味もあって、自由の森学園には、食生活部があるという誇り。今まで、何度、学食自慢をしてきただろう。


 子どもが在学中に利用させてもらう回数は、もうあとわずか。噛み締めしめたいと思う。