星野源さん

自由の森の生徒たちに一番馴染みのある歌い手さんといえば、
ハナレグミこと永積タカシさんか、星野源さんでしょうか?
「フィエスタ」のORIGINAL LOVEも忘れちゃいけませんね。


昨晩はこちらに行って来ました。

「Slow Music Slow LIVE '12 in 池上本門寺

  http://lultimo.jp/smsl/


毎年恒例の3日間に渡る野外コンサートで、
初日の作日は、スガシカオさん、星野源さん、
そして阿部芙蓉美さん+永野亮さんによるユニットが出演しました。


私のお目当ては、星野源さん。
といっても、ファン歴はまだ浅いものです。
お名前だけはいつの間にか覚えていたものの、
最初に興味を持ったのは、自森の音楽祭で
彼の「ばらばら」が歌われたと知ったのがきっかけ。
その後昨年の秋に放映されたドラマでの、
コミカルな演技と弾き語りシーンの味わい深さにぐっと惹きつけられ、
最終的に「日常」を聴いて完全にノック・アウトされました。


そんなこともあり、まだ自森の関係者でなかった昨年の冬にお邪魔させて
いただいた音楽祭で現H3-5が「日常」を歌いだした時には、
心の中でひそかに小躍りしてしまいました。
H3-5の皆さん、その節はありがとうございました!


さて、話は池上でのショーに戻りますが、夕方の風に吹かれながら、
ゆるーくて心地良い時間を楽しんできましたよ。


本門寺は駅から歩いて10分くらい。
道中、くずもち屋さんが多いのが特徴です。
お寺に辿りつくまで長い階段を上るのでちと疲れますが、
その分上りきった天辺から見下ろす町並みの景色は中々のもの。


このフェスには毎年、美味しくてこ洒落た飲食店の屋台が多数立ちます。
昨晩あまり期待せずに注文した“塩豚そぼろ丼”も予想外の美味しさで、
最近のケータリングはすごいんだなと感心してしまいました。
観客はおのおの時間を見繕って、お目当ての料理を買いに走ったり、
アルコールでほろ酔いになったり。
(もちろん健康的かつポップなノンアルコールドリンクも、多数用意されています)
食べて、飲んで、聴いて、笑って、リズムをとって、
段々と暮れていく空を見上げてぼんやりして。
夏が苦手な私でも、ちょっぴり夏を見直したくなるような、そんなお祭りでした。


約40分の持ち時間の中、源さんが歌ってくれたのは8曲。
ファンの愛ある野次の中、半ズボンにポロシャツで登場した彼の第一声は
まさかの「うるせー!」でしたが(笑)、
「こんな素敵な雰囲気のステージに、庭の雑草抜くような格好で来ちゃって・・・」と
照れながら、ライブはなごやかにスタート。
CD同様の惚れ惚れする歌声と、トーク時の頭の回転の早さで、
会場中を楽しませてくれました。


私はかなり後方の席だった分、会場が広く見渡せて、
若いお嬢さん達が源さんの歌声にうっとりしながら体を揺らしている様子が
よく分かりました。
中には時々涙を拭いている方まで・・・。
かと思えば、おそらく60代と思われるご婦人方が、
源さんのツアーTシャツとタオルで正装(?)していらっしゃったり。
男性ファンの方々は、何度も声を出して源さんとやり取りし、会場を更に沸かせてくれて。
誰をも魅了する、星野源さんでした。


この後のSlow Music Slow LIVE、最終日の26日にはORIGINAL LOVEも登場します。
今日25日のチケットは既に売り切れたものの、26日は当日券が出るとのこと。
他にもハンバートハンバートなど素敵な方々が多数出演なさいますので、
お時間とご興味がおありの方々は、ぜひ池上へ!
そして後日コメント欄にてでも、ご報告をいただければ嬉しいです。


以上、ナッツでした。



星野源さん セット・リスト


  ひらめき
  くせのうた
  老夫婦
  彼方
  営業
  夢の外へ
  くだらないの中に
  フィルム





帰り際に撮った五重の塔。
客席の私たちは背を向けていましたが、
ステージ上の出演者からは「綺麗!」の声があがっていました。

皆さんお疲れさま。楽しかったね!